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薄毛対策として本当に正しいシャンプーの方法

「頭皮に良いシャンプーのやり方」「育毛に効くシャンプーの仕方」といったようなタイトルで、雑誌やテレビ、そしてインターネット上で、数多くの方法が紹介されています。 そのような中で、同じシャンプーのやり方が、片方では推奨され、もう一方では否定的に紹介されていて疑問に感じたりしたことはありませんか?また、あまりに情報が多様すぎて何がポイントなのか自分なりに整理ができない、と困ってしまった経験はありませんか? 本記事では、正しい知識と誤った知識を選別しながらシャンプー方法のポイントを簡潔にお伝えできればと思います。 シャンプーは毎日行うものなので、面倒であったり難しい手順は避けて、無理なく継続可能なものが理想です。以下のポイントや優先順位をご参考にしていただき、ぜひご自身なりの最適なシャンプーのやり方を考えて実践していただけると嬉しいです。

押さえたい3つのポイント

  • 新生毛を抜かないこと
  • 頭皮の血行を促進すること
  • 毛穴の皮脂を除去すること
シャワーの温度調整や、シャンプーの泡立て方法、予備洗いなど、突き詰めれば色々とあるのですが、それらはそこまで大きな効果が見込めるわけではなく、また面倒なので無視して良いと思います。大事なポイントは上記の3つだけです。重要な順に上から並べています。

新生毛を抜かないこと

  1. 指の腹で頭皮をこするような洗浄・マッサージはNG
  2. 先端が丸いゴムやシリコンタイプのマッサージブラシの使用はNG
髪の毛には以下の毛周期と呼ばれるサイクルがあります。新生毛とは成長期において、新しく生えてきたばかりの髪の毛のことです。
  • 成長期:新しい髪の毛が生えて、伸び続ける(成長し続ける)期間。/5年程度
  • 退行期:成長が止まり、髪の毛を支える毛乳頭が衰え、脱毛に至る期間。/2週間程度
  • 休止期:新たに髪の毛を生やすための準備期間/6ヶ月程度
(※期間は個人差があります) 新生毛は頭皮への根付きが弱く、とてもデリケートで非常に抜けやすい段階の髪の毛です。 成長期の毛髪の割合を増やすことが望ましく、逆に退行期や休止期の割合が増えると薄毛が進むことになります。新生毛が抜けるということは成長期の毛髪の割合を減少させてしまうことになりますので、そうならないようシャンプーの際にも注意が必要です。
上述の1.については、頭皮の洗浄や血行促進を目的としたマッサージの面から推奨される方法として良く見かけますが、指の腹で髪の毛を頭皮に押さえつけた上で、指を前後左右に動かし頭皮をこすることで、1本1本を前後左右にひっぱる形になり、結果デリケートな新生毛が抜けてしまうことがあります。 2.についても、こちらの画像のような先端が丸いマッサージブラシを使用するとブラシと毛髪間に摩擦が生じてしまい、1.と同じ結果を招いてしまいまうことがあります。 ではどのように頭皮マッサージを行えば良いのかは次項でご紹介します。

頭皮の血行を促進すること

(頭皮の血行促進・血行不良と薄毛の関係についてはこちらの記事をご覧下さい) 新生毛を抜くことなく頭皮をマッサージするには、指の腹で頭皮を押さえた上で、指と頭皮の密着面をずらすことなく頭皮自体を動かすように、指を前後左右させるのことがポイントです。前頭部・頭頂部・後頭部・側頭部、それぞれに対して指の配置を変えて意識的にマッサージするのが良いと思います。 ※分かりやすく解説されている動画がありましたので合わせてご紹介します。(1分25秒くらいから) しかし、このやり方では、同時に頭皮の洗浄を行うことができないため、それについては別の方法で行います。

毛穴の皮脂を除去すること

極細ブラシ毛穴の洗浄にはマッサージブラシを使用するのが良いと思います。といっても前述のようなゴムやシリコン製のものではなく、画像の商品のような先端が極細のものです。このタイプのブラシであれば、摩擦で髪の毛をひっぱることないため、新生毛抜けてしまうこともあまりなく、頭皮の洗浄や毛穴の皮脂を除去することができます。

育毛に良いシャンプーと成分

以上が、正しいシャンプーの方法の説明になりますが、もちろん使用するシャンプーも大事です。 個別のシャンプー商品に関する成分解説はこちらからご覧いただけます。また育毛成分一覧からシャンプーを逆引きいただくこともできます。

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