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アムラの実

概要

アムラとは、アジアを中心とした海抜1500m以上の地域に生育するトウダイグサ科の木です。 そのアムラの実には、身体の老化を防いだり、整腸作用があったり、また肌の潤いを保つなど様々な効能があり、インドなどで昔から愛用されている植物です。 近年では日本でも主に美容面での注目を集め、化粧品やシャンプーなどに使われることが多くなってきています。

育毛・発毛の効果と効能

育毛面における効果は、直接的に発毛を促すものではなく、頭皮環境を整えるものが主になります。 1つ目は抗酸化作用です。アムラには「β-グルコガリン」という成分が含まれており、この成分には強烈な抗酸化作用があります。頭皮が酸化することで、通常の発毛・脱毛サイクルが乱れてしまい、発毛が遅くなったり、脱毛が増えてしまうことがあります。酸化を防ぐことで、このサイクルを健康的な状態に保つことができます。ちなみにワイルドヤムなどに含まれるサポニンにも同様の抗酸化作用があります。 2つ目は抗菌作用です。頭皮に菌が発生することに起因するフケやかゆみを防ぐことができます。 このようにアムラは頭皮環境を整える面で効果的な成分です。アムラが含まれるシャンプーなどを日常的に使用することで健康な頭皮の維持が期待できます。

副作用・用量・用法などの注意点

純粋に抗酸化・抗菌の作用があるだけの自然成分になりますので、副作用については特段心配はいらないと思います。

この成分が含まれる商品

類似作用が期待できる成分


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ラーメン二郎を食べるとハゲるって本当?

食べ物の髪への影響はごく一部だが 薄毛の原因は人によって様々ではありますが、 「生活習慣の悪化」、「頭皮・毛髪の環境の悪化」、そして「遺伝」 のうち、どれかが起因している場合が多いと言われています。 もちろん食生活も生活習慣の一部です。しかしながら、毛母細胞の活動に必要な栄養素が不足するような食生活を続けない限りは、食べ物が直接的に薄毛や抜け毛を招くことは基本的にはありません。 しかしながら、 ラーメン二郎が髪の毛に悪い影響が与えるか、と聞かれればYESと答えざるを得ません 。これは二郎に限らず極端に脂っこいもの、ボリュームの多いものに共通して言えることでもあります。 ラーメン二郎は何故髪の毛に悪いのか アブラが血行を悪くする ラーメン二郎といえば、目に見えて 圧倒的なボリュームの背脂 が特徴の1つですが、脂分の摂りすぎは血液をドロドロにし、血行の悪化を招きます。その結果、頭皮の 毛母細胞 への血液供給が鈍化し、最終的に発毛サイクルが崩れてしまう恐れがあります。(詳細: 頭皮の血行促進・血行不良と薄毛について ) 「 アブラマシマシ(背脂増量) 」においては、その懸念がより一層大きなものとなります。 太ると頭皮の皮脂量が増加する ラーメン二郎は非常に高カロリーで、一説によると 一杯で2,000kcalを超える と言われています。また中毒性も非常に強く、二郎を食べて吐きそうになるくらい満腹になっても、翌日またすぐに食べたくなる人も多いようです。 ハマってしまうと一瞬で肥満化 できる食べ物です。 肥満は頭皮皮脂を過剰分泌させ、頭皮酸化によるトラブル(かゆみや湿疹など)が起きやすくなったり、頭皮の嫌な臭いを招くことがあります。(詳細: 頭皮の臭いと酸化を防ぐには ) 無理のあるダイエット 前述の通りラーメン二郎は非常に太りやすい食べ物です。ブーデーでもいいや、という人には関係ありませんが、二郎を食べながらも太りたくないと考える人は多いと思います。 有酸素運動でのカロリー消費や筋肉増量での代謝UPなどを計画的に緩やかに行う分には、髪の毛には何ら影響はありません。しかし(二郎以外で)断食を行ったり、炭水化物を一切とらなくするなど 無理のあるダイエットを行うと、髪の毛に悪影響を与える 可能性があります。 タンパク質、炭水化物、 亜鉛 、ビタミン各種など、毛髪

グリチルリチン酸(グリチルレチン酸)

概要 グリチルリチン酸は甘草の根から抽出される自然成分で甘草エキスと表記される場合もあります。厳密にはグリチルレチン酸は別の成分ですが、育毛を含めた全般的な効果効能は同じため、まとめて解説します。 一般的には甘草の名の通り、甘味料としてキャンディーの味付けなどに使われています。また健康面においては、後述する副作用はありながらも、消化性潰瘍など特定の病気の治療にも使われることがあります。 育毛・発毛の効果と効能 グリチルリチン酸は、現在販売されている多くの育毛剤やシャンプーに含まれています。頭皮や毛髪に対して、どのような効果があるかと言うとフケ・かゆみ・炎症を抑える役割があるようです。育毛シャンプーに限らずメリットなどの一般のシャンプーにも含まれています。直接的な育毛効果は、ほぼないといっても良いでしょう。もちろん頭皮環境の面において、フケが溜まっていては、育毛上良いことではありませんが、そんなに重要なポイントではありません。毎日適切な方法でシャンプーをすれば、通常フケやかゆみは発生しにくいものです。体質上フケが出やすいようであれば、この成分を気にかけても良いでしょう。 育毛面においては、この成分の含有状況はあまり気にしなくて良いと思います。グリチルレチン酸が育毛する上で、必須な成分・効果抜群と記述されている広告や商品が稀に見受けられます。これらの商品は逆に効果を疑ってみる必要があると思います。 副作用・用量・用法などの注意点 副作用については、高血圧と浮腫みがあると言われています。日本では1日あたりの摂取量200ミリグラムに制限しているので、それ以上の服用は控えるようにしましょう。 この成分が含まれる商品 ベルタ育毛剤 フィンジア育毛剤 エスモEX 薬用育毛ローション 薬用ナノアクションD 薬用育毛剤リグロウ 柑橘EX 育毛エッセンス 薬用発毛促進剤 新髪24 薬用育毛剤 毛歓 ハイブリッド育毛剤K’sK(ケースケ) 薬用育毛剤 蘭夢 クリアフォーメン スカルプ&ヘアスパークリング トニック サクセス バイタルチャージ 薬用加美乃素ヘアグロウス トゥリガー 育毛剤 黄金樹 スカルプD 薬用育毛トニック スカルプジェット 柳屋ヘアトニック クールタイプ ヘアーリスペクトX b3.スリーボム 育毛スカルプ&ヘアープロテク

クコの実

概要 クコの実とは、中国原産の植物クコになる果実のことです。見た目は綺麗な朱色で少し細長いさくらんぼのような果実です。一般的には食用としてドライフルーツなどで食され、癖のある味のようです。また薬用としても、様々な働きがあり精力増強や血圧や血糖値を下げる効果、眼精疲労や足腰の痛みなどの回復、さらには老化防止の効果もあると言われています。 育毛・発毛の効果と効能 さて、それでは育毛面でどのような効果があるかというと、クコの実に含まれるゲルマニウムという成分がポイントになります。 ゲルマニウムは新陳代謝をアップさせる効能があります。もちろんこれには頭皮の新陳代謝も含まれます。頭皮が老朽化すると毛根の汚れや老廃物の溜まってしまいます。新陳代謝を高め頭皮サイクルを早めることで、そのような状態の発生を防ぐことにつながります。 多くの方は、頭皮の新陳代謝のことはあまり気にする必要がありませんが、例えば生活リズムが不規則で頭皮にフケやかゆみが多い方などは、原因が頭皮サイクルにある可能性もあるので、新陳代謝に注目してケアして見ても良いかもしれません。 ゲルマニウムは他にも ニンニク にも含まれています。頭皮環境を整えたいと考えている方は、普段の食生活にゲルマニウムを意識して、色々な食材で取り入れてみるのが良いでしょう。 但し、頭皮の新陳代謝を高めるだけでは、強い増毛効果を期待することは難しいと思います。 保湿 などと合わせて、育毛活動全体の1パーツ、ベース作りの認識で取り入れるのが良いと思います。 この成分が含まれる商品 ネオマシュマロ育毛ヘアローション 類似作用が期待できる成分 フケ・かゆみ・炎症を防ぐ