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ラーメン二郎を食べるとハゲるって本当?

食べ物の髪への影響はごく一部だが

薄毛の原因は人によって様々ではありますが、「生活習慣の悪化」、「頭皮・毛髪の環境の悪化」、そして「遺伝」のうち、どれかが起因している場合が多いと言われています。 もちろん食生活も生活習慣の一部です。しかしながら、毛母細胞の活動に必要な栄養素が不足するような食生活を続けない限りは、食べ物が直接的に薄毛や抜け毛を招くことは基本的にはありません。 しかしながら、ラーメン二郎が髪の毛に悪い影響が与えるか、と聞かれればYESと答えざるを得ません。これは二郎に限らず極端に脂っこいもの、ボリュームの多いものに共通して言えることでもあります。

ラーメン二郎は何故髪の毛に悪いのか

アブラが血行を悪くする ラーメン二郎といえば、目に見えて圧倒的なボリュームの背脂が特徴の1つですが、脂分の摂りすぎは血液をドロドロにし、血行の悪化を招きます。その結果、頭皮の毛母細胞への血液供給が鈍化し、最終的に発毛サイクルが崩れてしまう恐れがあります。(詳細:頭皮の血行促進・血行不良と薄毛について) 「アブラマシマシ(背脂増量)」においては、その懸念がより一層大きなものとなります。 太ると頭皮の皮脂量が増加する ラーメン二郎は非常に高カロリーで、一説によると一杯で2,000kcalを超えると言われています。また中毒性も非常に強く、二郎を食べて吐きそうになるくらい満腹になっても、翌日またすぐに食べたくなる人も多いようです。ハマってしまうと一瞬で肥満化できる食べ物です。 肥満は頭皮皮脂を過剰分泌させ、頭皮酸化によるトラブル(かゆみや湿疹など)が起きやすくなったり、頭皮の嫌な臭いを招くことがあります。(詳細:頭皮の臭いと酸化を防ぐには無理のあるダイエット 前述の通りラーメン二郎は非常に太りやすい食べ物です。ブーデーでもいいや、という人には関係ありませんが、二郎を食べながらも太りたくないと考える人は多いと思います。 有酸素運動でのカロリー消費や筋肉増量での代謝UPなどを計画的に緩やかに行う分には、髪の毛には何ら影響はありません。しかし(二郎以外で)断食を行ったり、炭水化物を一切とらなくするなど無理のあるダイエットを行うと、髪の毛に悪影響を与える可能性があります。 タンパク質、炭水化物、亜鉛、ビタミン各種など、毛髪生成には様々な栄養素が必要です。いくつかの栄養素の摂取が欠けたり、全般的に不足してしまうと、発毛サイクルが働かなくなったり脱毛を招く恐れがあります。二郎の巨大カロリーを恐れて無理のあるダイエットに走るのは危険です。 ストレスのある食事環境 本来食事というものは、おいしいものを楽しく食べるもので、日常のストレスを解消させるリラックス効果があると言われています。しかしラーメン二郎でその効果を得ることは不可能です。緊張感あるコールタイム、ロットを守るプレッシャー、常連や店主の視線、等々・・詳しくは書きませんが、店内環境はとてもリラックスできない殺伐としたものです。 食事でストレスを発散することが出来ないと、ストレスが溜まり生活サイクルを崩す恐れがあります。例えば睡眠不足や体調悪化、飲酒行為などいずれも髪の毛には良くありません。平行してダイエットも行おうものなら、より大きなストレスを抱えることになります。

それでも食べたい人は

厳しい言い方をすれば、髪の毛のことを第一に考えるのであればラーメン二郎は食べない方が良いです。 それでもどうしても食べたいという方は、豚ダブルやアブラマシを控える、スープは飲まない、といった多少の我慢は必要です。また、血液がドロドロになるのをフォローできるような血行促進成分の摂取もおすすめします。もしダイエットをするのであれば、カロリーは抑えながらも髪の毛に良い食べ物を心がけましょう。ちなみに二郎の代名詞でもあるニンニクも色々な面で育毛に有効ですが、必要以上に摂取しても効果が高まるわけではないので、無理にニンニクマシマシにしなくても良いでしょう。 そして最後に、あまりネット上の二郎コピペにとらわれずに、自由にリラックスしてお食事感覚で二郎を食べることをおすすめします。

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